よくあるご質問
よくある質問についてQA方式にて紹介
- ポータブル装置の使用場所として適切な場所はどこですか?
- 移動型又は携帯型エックス線装置は、特別な理由でエックス線室への移動が困難な患者を撮影するため、 一般診療室、病室および手術室等の管理区域以外の使用が可能です。おもに訪問診療時の移動困難者に使用される事が多いです。
- どの様な時に需要があるのですか?
- 施設や在宅で寝たきりの方や移動が困難な方への診療(肺炎確認、挿入チューブ位置確認、骨折確認)に用意る事が出来ます。 企業検診時の胸部撮影にも対応しています。 単発での集団検診撮影のご依頼もおまちしております。
- 依頼時に施設側として何か準備することはありますか?
- 特にはございません。 事前に訪問日時を相談させていただき、デイサービスやお風呂、お食事などの時間とかぶらない時間帯でお伺いさせていただきます。
- 撮影作業時間はどのくらいですか?
- 撮影時間は、数分で終了しますがそれまでの準備と撮影後のかたずけに少しお時間をいただきますので 合計で10分~20分程度みていただければ大丈夫かと思います。
- 放射線診療で介助する場合はどれぐらい離れればいいですか?
- 医薬発第188号では2メートル以上にするべきとされています。(在宅の場合でも同様です。) 患者から出来る限り距離を取ることが必要です。
- エックス線診療室は定期的に線量測定が必要ですか?
- 必要です。 医療法施工規則第30条22により、エックス線診療室に新しくエックス線装置を設置した時(管理者変更・法人化を含む)、 エックス線装置を更新した時、エックス線装置及びエックス線診療室の構造変更等をおこなった場合、線量測定を行わなければなりません。 エックス線装置設置後、6カ月を超えない期間毎に1度定期的に線量測定を行う必要があります。 また、漏洩線量測定を行ったときは測定結果を記録し、5年間保存しなければなりません。
- 放射線量測定は誰でも出来るものですか?
- 法令上等では、測定を行う為の資格等の明確な規定はありません。 しかし作業において専門的な知識を要することが多く、診療放射線技師、エックス線作業主任者等、 エックス線に関する専門的な知識を有する者が行うことが望ましいと思われます。
- 放射線測定器の校正は必要ですか?
- 放射線測定器はJIS規格に基づいて適正に校正されたものを使用することとされています。 ただし、標準線源等で定期的(最低1年間を超えない期間)にチェック又はメーカーで性能等が確認された測定器も、 校正された放射線測定器に準ずるとみなして差し支えありません。
- 測定時に使用する被写体(ファントム)に決まりはありますか。
- 用途に応じて使用するファントムは違います。 線量率測定時:JIS-Z4915に規定された散乱線測定用ファントムを使用します。 積算線量測定時:JIS-Z4915に規定された散乱線測定用ファントムを使用します。 CT撮影:CT専用ファントムを使用します。 乳房撮影:ACRファントムを使用します。 口内法撮影:直径16cm程度の歯科用ファントムを使用します。